ch シャルドネ 高畠の大野さんが栽培したシャルドネ。1週間低温浸漬、プレス後古樽発酵、シュールリー熟成。柔和さ、ポテンシャルの大きさ、確固たる安心感と包容力
<生産者様資料より> ワインについて
Fattoria AL FIORE series Oro 2023 ファットリア アルフィオーレ シリーズ オーロ
Type White
Vintage 2023
Winemaker Hirotaka Meguro
Alcohol 12%
Grapes Chardonnay
Grapes grower _ Masatoshi Ohno
Product 1,163btl
Area Takahata, Yamagata
Technical _ Wild yeast, No sulphites, Additive free, Unfiltered
2021 年、2022 年とビックヴィンテージだった Oro です。高価格帯だったことにも関わらず、 たくさんの嬉しい評価をいただきました。
2022 年までは、大野 正敏さんが、その素晴らしいブドウを仕立ててくださっておりましたが、 2023 年からは、正敏さん監修の元、その意志を継いで、息子さんご夫妻である、大野 裕司さ ん、美千代さんに代替わりしております。とは言っても、20 年以上正敏さんと一緒にぶどう栽 培しているベテラン農家さんです。
2023 年の出来もとても良いものですが、栽培者が裕司さんに変わっているので、雰囲気が少し 異なり、わずかに柔らかく穏やかなワインになりました。やはりワインはぶどうそのものです し、そのぶどうもまた人をダイレクトに反映させるものなんだなぁと、改めて感じさせてくれる ワインになっています。
技術的なものは、あまり変えておりませんが、1 週間程度低温で発酵させない状態でのスキンコ ンタクトで、果実本来のエッセンスをより多く抽出した後、プレスして古樽のバリックにて、1 ヶ月間の樽発酵。一度おり引きを兼ねて新樽と 2 年使用のアカシアの樽に半分の割合で移し、シ ュルリーと樽熟成を 12 ヶ月。その後ボトリングして、瓶内で 1 年以上寝かせてからのリリース となりました。まだ少し樽のニュアンスが前に出ていますが、全体的なバランスも取れていて、 しっかりとこのぶどう本来の果実味も良く表現出来ていると思っています。今後、数年かけて寝 かせていくとさらに進化を見せてくれるワインですので、その変化を楽しんでいただくこともお すすめです。抜栓後の経過も良いですので、少しずつお楽しみいただけます。
◯味わい ヘーゼルナッツ、タルトタタン、ゴールドキウイ
◯シーン お気に入りのレストランや、記念日に家族や友人とゆっくりお楽しみください
◯温度帯 8〜12℃
◯グラス モンラッシェグラス
◯お料理 白身魚のパン粉焼きやムニエル、あん肝、からし菜のおひたし
◯飲み頃 今 〜 2034 年
◯飲みきり 抜栓から3日以内
<ワイナリー様資料より> 生産者について
Fattoria AL FIORE ファットリア アルフィオーレ
ABOUT
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。 蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。 畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。 訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。 日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、 みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、 いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。 ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。 ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、 その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。 この想いが私たちの活動の原点です。
POLICY
「人」や「ぶどう」との出会いはすべて、自然なことであり、必然なのかもしれません。その年に出会うぶどうを信じて、できるだけ自然のまま、ありのままに造る。これが私たちのワイン造りの姿勢です。工程がシンプルだからこそ、ぶどうに対する想いや、毎日の作業の丁寧さがワインの品質に反映されます。そのようなワイン造りはごまかしもききませんし、とても難しい面もありますが、人を本当に幸せにする「美味しさ」はそこから生まれると思います。
もうひとつ大切にしていることがあります。それは、自園で栽培するぶどうでワイン造りを目指すと同時に、近郊の信頼する生産者さんから健全に育てられているぶどうを購入し、ワインを造ることです。なぜならぶどうを毎年買い続けることにより、お互いが支え合う循環する農業が実現できるからです。たくさんの人々の情熱が、ワインというカタチで運ばれます。それが本当の意味でのつくり手と楽しむ人をつなぐ笑顔の循環になるのではないでしょうか。この循環に参加する想いのある人を少しでも増やしたい。そしてそれができるのも「日本ワイン」の可能性のひとつだと考えています。
ぶどうについて
自園ぶどうについて
2014年から川崎町安達の畑でぶどうを栽培しています。現在、1.5haの畑で垣根栽培をしています(2018年5月現在)。美味しく健全なぶどうを栽培することは「生きている土壌」をにすること。土壌にいる多種多様な微生物の環境バランスを整えて健康な土壌を育むことで、美味しく健全なぶどうを育てることを目指しています。必要以上の施肥をせず、土壌に合わせてゆっくりと育むことで、その土地の耐候性を持ったぶどうに育つでしょう。そしてきっと力強い味わいを持つだろうと考えています。また、ここに適した品種を選定するため、多品種のぶどうを育てています。単一栽培でなくさまざまな植物や生き物と共生することで、多様性に富んだ環境になると考えています。
仕入れぶどうについて
2018年現在、仕入れぶどうのほとんどは、お隣の山形県南陽市、そして高畠町のぶどう農家さんが栽培する、主に生食用ぶどうです。農家さんおひとりおひとりの園地に定期的に足を運び、収穫時期や、収穫前の手入れなども、農家さんと相談しながら決めていきます。
醸造について
温度管理
通常、白は低温、赤はより高い温度で発酵させるといったセオリーがありますが、私たちは、機械や設備を使った温度管理をほとんどいたしません。初期の発酵が難しくなるような低温の場合にのみ、タンク自体にお湯を回しかけるなどして発酵を促すことはあります。
酵母
基本的に、ぶどうに付着している野生酵母のみで発酵させます。意図的に培養酵母を添加することで、ぶどうが本来進みたい方向と離れたワインにしたくないからです。ただし、外気温の影響などなかなか発酵がスタートしそうにない場合のみ、すでに発酵が始まっている醸造中の液体を、1000ℓに対して10ℓ程度添加する場合がございます。培養酵母などのスターターや、乳酸発酵を促す培養乳酸菌などの添加剤は、今後も一切添加することはないと思います。
仕込み
基本的に、自社で早朝から収穫し、その日のうちに醸造を開始します。プレスや除梗にのみ機械を使う場合がございますが、それ以外はぶどうに寄り添って繊細な状態を把握し、健全な発酵が進むよう見極めております。
その他
ワイン造りでは、一切の添加物を加えません。農家さんにとって一年の集大成でもあるぶどうは、収穫のタイミングがすべてです。手塩にかけてぶどうを育てた農家さんの顔を思い浮かべ、敬意を払って作業をします。選果するときも収穫してからカゴの中で行うのではなく、ぶどうにとってストレスがかからないよう樹上で行います。健全なぶどうのみで醸造するので、酸化防止剤の添加や、補糖・補酸・除酸なども不要です。醸す期間やプレスのタイミング、アッサンブラージュなどで味のバランスを取ります。