ch シャルドネ 22年のシャルドネはプレス後ステンレス発酵(80%)、21年のリザーブワイン(20%)を足して熟成、瓶内二次発酵。ブリオッシュや洋梨が豊かに香る
<輸入元様資料より> ワインについて
Chardonnay Sparkling NV シャルドネ スパークリング
750ml 泡(白)
シャルドネ100%。1997年植樹。南、南西むきの畑。砂地、黄土。標高280~310m。2022年のブドウをすべて手摘みでの収穫。プレスしてステンレスタンクで発酵(全体の80%)。発酵後は2021年のリザーブワイン(全体の20%、フランソワフレールの樽で1年熟成)をブレンド。その後9か月ステンレスタンクで熟成、その間にマロラクティック発酵が起きています。23年6月に瓶詰め、瓶内二次発酵。18か月の瓶熟成後、25年1月にデゴルジュマン。亜硫酸無添加、ドサージュ無しで出荷となりました。
中欧のレストランシーンにおいて、シャルドネを作らせれば右に出るものはないとの評価を固めつつあるHerza。彼らが満を持して、瓶内二次発酵のシャルドネを作ってくれました。フレッシュなリンゴに焼きリンゴ、ブリオッシュ、カルダモン、山椒、シナモン。様々な香りがしつつも、一貫として、洋梨の風味が感じられます。きれいな酸が導く余韻も長く、リッチ過ぎずバランスも良い。現在10,000円(税別)以下の瓶内二次発酵においてこのクオリティーはまずないのではないかと思います。
<輸入元様資料より> 生産者について
Vína Herzánovi ヴィーニャ・ヘルザノヴィ
チェコ モラヴィア コビリー
チェコのナチュラルワインムーブメントにおける第二世代。その代表的作り手です。若い3人が情感に訴える風味豊 かなワインを醸します。現当主はJakub(写真右)、栽培と醸造を担います。妻のSandra(写真中央)、Jakubの妹Zuzana(写真左)が販売とコミュニケーション、Jakubのサポートを担当します。3人はパートナーとして深い信頼で結ばれています。
JakubとZuzanaの父が1997年にブドウを植え、ワイナリーが始まりました。2012年に父は急逝。兄妹は突然にワイナリーを引き継ぐことになりました。Jakubは、ワイナリー(Kobylí)に近いLedniceの大学でブドウ栽培とワイン醸造を学び始めます。そこで出会ったのが将来の伴侶となるSandra。二人はサスティナブルでホリスティックなワイン作りで意気投合。新生Herzánoviの歴史が始まりました。4.3 ヘクタールのブドウ畑での作業は、2016年よりオーガ ニック、現在はビオディナミでの栽培(認証移行中)です。土壌は肥沃な黄土と砂地。すべて南あるいは南西向きで、畑は近くにまとまって存在しています。
醸造においてはミニマルであることを大切にしており、発酵は自発的であること、ヴィンテージがワインに反映されることを重視しています。無濾過で瓶詰め。亜硫酸は瓶詰の際に必要最小限で使用。長いマセラシオンを経る場合には使用しません。カーブの仕事がミニマルであるということは、畑での仕事が膨大になることを意味します。つつがなく醗酵がすすんでいくためには、ブドウが栄養をたっぷりと蓄え、健全な天然酵母が多く付着していることが必須で、そのためには多くの畑での仕事を必要とするからです。
私たちはHerzánoviのワインにプラハのワインバーで出会いました。ソムリエに私たちの素性を話し、美味しい中欧ワインを色々と紹介してもらいました。その中の一つが彼らのワインです。DobraやRichard、Osickaに続く素晴らしい作り手が表れるかどうか、それが今後のチェコのナチュラルワインの未来を決めていくことでしょう。中世において最高峰のワインとして楽しまれていた中欧ワイン。ナチュラルワインとして現代に蘇りつつある高品質な中欧ワインが、一過性のものに終わるのか、本当の文化として昇華し、その地位を取り戻すのか…。
2024年。Jakub、Sandra、Zuzanaの3人に、モラヴィアの彼らのカーブで出会えることを楽しみにしています。