fm フルミント チョークと粘土混ざる火山岩土壌のフルミント。熟した柑橘と堅いミネラル、綺麗な酸。温州みかん、フェンネルにカモミール香。混然とした一体感
<輸入元様資料より> ワインについて
Furmint 2023 フルミント
750ml 白
フルミント。土壌はチョークと粘土が混ざった火山岩。9月中旬に収穫。全房でプレスした液体を1日かけて沈殿、自然発酵。500ℓの樽に移し澱と共に10か月の熟成。亜硫酸をわずかに加え(20/ℓ)、無濾過で瓶詰めです。熟した柑橘と堅いミネラル、きれいな酸。良質なフルミントのワインには、この3つの要素が際立って感じられます。23年のFurmintもまさにこの個性を持っていて、柑橘は特に温州ミカンとして現れています。洋梨、黄リンゴ、かりんと様々なフルーツ香が続き、おしろい、フェンネル、どくだみ、カモミールが上品に香ります。フリージアの香り漂う潮風のような感覚。Bottの23年のワインは軒並み一体感があり、要素一つが浮いて感じるようなことがありません。ストレスの無いスムースな口当たり。ドライな余韻がいいですね。
<輸入元様資料より> 生産者について
Bott Frigyes ボット・フリジェ
スロバキア ニトラ県 コマールノ
このワイナリーを紹介してくれたのはスロバキアでソムリエしている友人です。ある時彼のFacebook にBott Frigyes のワインがアップされていました。どこか古めかしいエチケットに魅かれ、友人に連絡を取ると、とてもいい作り手だよ!とのこと。早速紹介をしてもらい、ワインのサンプルを送ってもらうことになりました。ナチュラルでありながら型があり、型があるのに面白みがある。いくつかのワインをテイスティングしつつ、私たちはBott Frigyes の世界に少しずつ踏み込んでいきました。
スロバキアの国境地帯。コマルーノという町はドナウ川を渡ればすぐにハンガリー、という土地です。Bott Frigyes はこの地に2005 年に設立されました。畑はドナウ川とその支流であるフロン川にはさまれたMužla の小高い丘にあります。
この土地、かつてはカルパチア海の底にあり、基底部には石灰、その上に火山性の土壌が重なっています。農法はビオディナミを採用、低収量でのブドウ収穫、醸造において亜硫酸の使用は最小限にとどめ、2017 年より無濾過で瓶詰めしています。
JuhfarkやFurmint 、Kadarka などの地品種からPinotNoir やTraminer などの国際品種まで様々な品種を栽培し、品種に合わせて様々な醸造法を試しています。特筆すべきはハンバーガー方式と呼ばれるセミマセラシオンの醸造法です。足でつぶしたぶどう(15% 程度)の上に、全房のブドウ(70% 程度)、その上に除梗したブドウ(15% 程度)を重ねて醸造します。この方法によりピュアな果実味をワインに残すとともに、炭酸ガスからもたらされる過剰なバナナや風船ガムの香りを避けることができます。
ピノノワールは愛であり、カダルカは歴史である、ケックフランコシュ(ブラウフレンキッシュ)は未来である。
当主のBott は言います。彼のピノ・ノワールはピュアで美しく、カダルカには品種のティピシテを感じます。ケックフランコシュには迫力と格調をみつけることができます。自分の中のイメージを職人技術を通して表現する。私たちは強いメッセージ性をもつワインを良いワインであると考えています。
コロナの影響もあり、まだ彼と直接会うことはかなっていませんが、ドナウ川に面した美しいテラスで、彼とワインを飲みながら話をすることを楽しみにしています。