ワインショップポドカープ 大阪市農人橋にあるナチュラルワイン、日本ワインを主に扱っているショップです
 

2 Natur Kinder / BRUTAL!!! 2023 ツヴァイ ナトゥー キンダー/ブリュタル!!! オレンジ

r℮ リースリング  石灰岩の丘にある畑のリースリング。大樽で発酵させそのまま熟成。ミネラル基調に杏やスモモ、バニラの香。凝縮感あり

 

<輸入元様資料より> ワインについて

 

BRUTAL!!!  / ブリュタル

 

品種:Riesling 2014年植樹

仕立て : Guyot

収穫量: 60 hl/ha

畑名 : Kitzinger Eselsberg

標高:205m

土壌: Limestone、南西向き

 

醸造:2023年9月末に手摘みで収穫。全房で空気式プレスで直接搾汁。1200Lの樽で発酵、10ヶ月熟成。瓶詰め前に1度ラッキング。2024年7月に瓶詰め。亜硫酸無添加。

 

ABV: 11.5%

自然発生Total SO2: 7mg/l

無清澄/無濾過

亜硫酸無添加

提供温度: 10-12℃

飲み頃:今~10年以上

生産量: 1500本

 

私たちの初めてのピュア・リースリング、そして初のドイツ産BRUTAL!が誕生しました。このリースリングの畑は、ハイマット、フレーダーマウス、ヴァインシュヴェルマーと同じ石灰岩の丘にあります。2023年はリースリングにとって素晴らしい年で、乾燥した暑い夏に、果汁に十分な栄養を与えるだけの適度な雨が降りました。最も急な斜面の葡萄は別に収穫し、房ごと圧搾。そのジュースを1200リットルの樽で発酵させ、2024年7月の瓶詰めまで樽内で熟成させました。外観は薄濁りの麦わら色。わずかに粘性があります。香りはミネラル感を基調に、あんずやスモモのような果実に奥にはバニラのニュアンスも感じられます。味わいはあんずや桃、バナナのような熟した果実の旨味にミネラル感が混ざり合い、凝縮感がありますがアフターは軽やかに抜けていきます。これがリースリング?という驚きのブリュタルです

 

私たちと 🇫🇷La Sorga (ラ・ソルガ)のアントニー・トルトゥルとのつながりは、2013年に彼のセラーのワインを試飲させてくれた時に始まります。当時は厳格なゼロゼロ 0/0(亜硫酸等の添加無の本物ナチュラルワイン)のニッチなワインはまだそれほど大きな流れにはなっておらず、私たちは一緒に多くのサロンに参加し、素晴らしい会話を重ね、長く続く関係を築いてきました。

2024年初め、イタリアで Le Coste が主催した C’era Una Volta で、ミヒャエルは自分たちのセラーからサンプルを持参し、アントニーやパトリック・ブージュとともに、サロン後の深夜テイスティングを行いました。目的は、新しい黄金の BRUTAL!!! のラベルを貼るにふさわしいワインを探すこと。サンプルワインが注がれるたび、テイスティングの輪は広がり、人が集まり、とりわけあるワインが群を抜いて人々の心を奪いました。アントニーはミヒャエルの背中を叩き、「このワインに金のラベルをあげよう」と言いました。

そして数か月の熟成を経て、ジャン=ルイ・ピントがラベルを渡してくれて、私たちは誇りをもって初のピュア・リースリング、そして初のドイツ産 BRUTAL!!! をお披露しました。

2023年はリースリングにとって素晴らしい年でした。乾燥した暑い夏でしたが、ちょうどよい夏の雨がブドウに十分な栄養を与えました。私たちは最も急斜面の区画を別に収穫し、全房で圧搾、1,200リットルの樽で発酵させ、そのまま7月の瓶詰めまで置きました。マセラシオンも温度管理も行っていません。

ブドウは、Heimat、Fledermaus、Weinschwärmerと同じ石灰岩の丘で育ちました。2015年に植樹したもので、当時はミヒャエルの両親も植樹に関わり、祖母までもが傾斜の丘を登って最後の苗木に水をやるオスカー(息子)の姿を見届けたことを思い出します。


<輸入元様資料より> 生産者について

 

2NATURKINDER ツヴァイ・ナトゥーキンダー

Melanie Drese & Michael Voelker メラニー・ドレス & ミヒャエル・フォルカー

Germany,Bavaria ,Kitzingen ドイツ連邦共和国、バイエルン州、キッツィンゲン (フランケン地方)

 

「ピュアでジューシー、かつクリーンでエレガント、生命とエナジーが詰まった本物ナチュラルワイン」2naturekinder (ツヴァイ・ナトゥーキンダー)は、Micheal Voelker(ミヒャエル・フォルカー) とMelanie Drese(メラニー・ドレセ)のプロジェクトです。二人は、以前、世界中を旅し、ロンドン、ニューヨークに住み、出版分野で働いていましたが、ナチュラルワインに魅了され、2013年、ドイツのフランケン地方のマイン川近くで1843年から続くミヒャエルの家族の畑を引き継ぎ、自然でピュアなワイン造りを始めました。

 

「何も追加せず、何も取り去らず」を哲学に、貝殻石灰岩土壌とコイパーと呼ばれる泥灰土(マルヌ)土壌で、フランケン地方のぶどうを育て、よいバランスの中にもエッジがある美しいワインを造っています。

 

ミヒャエルはブドウ園のコウモリに特に関心があり、コウモリのラベルはその影響を受けており、ブドウ園におけるコウモリの役割についての研究プロジェクトを後援しています。2018年には、その活動およびコウモリワインとして知られるフレーダーマウスワインが 国連の「生物多様性の10年 - 2011-2020 UNITED NATIONS DECADE ON BIODIVERSITY 」のプロジェクトとして表彰されました。

 

ドイツのナチュラルワイン黎明期から、優しさと情熱とともに、真摯に土壌づくりから始め、同時にコウモリを中心とした地域の環境保全にも力を入れ、亜硫酸も入れない本物のナチュラルワインを造る彼らは、ブランドブロスなど、その後に出現した本物ナチュラルワインメーカー達に多くのインスピレーションを与えています。2023VTのワインでドイツ初のBRUTALのワインがリリースされました。

 

他参考資料 :  中濱潤子著「ナチュラルワイン」https://www.seibundo-shinkosha.net/download/pdf/6132-2.pdf"

価格 : 6,820円(税込)
ポイント : 186
数量