日本一の生産量を誇る愛媛県産はだか麦を100%使用。常圧蒸留で香ばしさ引き出す。香り豊かで深みあり
<生産者様資料より> 商品について
はだか麦焼酎 宝泉坊 25° 1800ml
原材料:はだか麦(愛媛県産)、はだか麦こうじ(白麹)
蒸留方法:常圧蒸留
アルコール度数:25度
おすすめの飲み方:ロック、お湯割り、ソーダ割り
はだか麦は、もみ殻が外れやすく、すぐにむき出しになることからそう呼ばれています。愛媛県は、全国の生産量のうち40%を占める最大の産地。県の名産品であるはだか麦を100%使用して造り上げた焼酎が「宝泉坊」です。「麦チョコ」「柿の種」などと形容される、香ばしくどこか懐かしい香り。ふくよかなコクのある飲み口。ロックで引き締めるもよし、お湯割りで香りを楽しむもよし、ソーダで割っても元来の風味をしっかりと楽しめるのでおすすめです。お酒を主役に独特の風味を楽しんでも、日々のお食事と合わせても。愛媛の地鶏「伊予地鶏」の唐揚げや照り焼きはぜひ合わせてほしいお料理です。
日本一の生産量を誇る愛媛県産はだか麦を100%使用し、その個性を最大限に引き出すために常圧で蒸留しました。皮麦を使った一般的な麦焼酎とは一線を画す香ばしさとコクが特徴です。香り豊かで深みのある味をお楽しみください。天正の昔(16世紀後半)、矢傷を負った法師が冷泉で傷を癒したことから、その名が付いたとされる城川町の「宝泉坊温泉」が酒銘の由来です。
<生産者様資料より> 生産者について
媛囃子 HIMEBAYASHI
媛囃子について
今からおよそ200年前、 伊予の南部、土佐境の草深き山里にて 「大師」という銘の焼酎が造られたのが “媛囃子”の発祥といわれ、 今日まで脈々と酒を造り続けてきました。 媛囃子は、愛媛県産のはだか麦や栗を主原料とし、 原料を活かして豊かな香味を引き出すことを目指した 酒造りを心がけております。
媛囃子の由来
寿永元年、奸臣の讒言から崇徳上皇の逆鱗にふれ、島流しとなって伊予に渡り、 うおなしの田穂の里に住みついていた肥後守親房。 親房は、同三年に屋島の合戦に敗れてこの地に逃げのびてきた平公盛に対して、 同じ逆境の悲哀に涙を流し、手厚く慰めました。 その時、親房の娘『布由姫』が一族の姫たちを集めて、 折からの秋の満月のもとで笛を鳴らし、鼓を打ち、ススキをかざして舞い踊り、 悲運の公盛達の心の傷を癒したと云う哀話が語り伝えられていますが、 世の人はそれを “媛囃子” と呼んでいます。
愛媛の豊かさを世界に発信したい
私たちは、愛媛県南西部の山あい、 西予市城川 (しろかわ) の地で酒造りをしています。 蔵の裏には清冽な魚成川。 山の緑が深くなる初夏には栗の花が咲き、 雪が積もるほど寒い冬には黄色く熟したゆずが採れる地です。 周辺の山では他にも、米、麦、柑橘の栽培や牛の畜産が盛ん。 車で少し走れば、恵まれた海の幸に出会うこともできます。 媛囃子では、ここ西予や愛媛県の農作物を使い、長きに渡って焼酎を造ってきました。 現在は、はだか麦を使った「麦焼酎」と、「栗焼酎」が生産の中心です。
愛媛県は全国のはだか麦のうち40%を生産する日本一の産地。品質の良いこの麦で美味しいお酒が造りたい、そんな地域の願いもあって「はだか麦焼酎」の生産が始まりました。香ばしく、どこか懐かしい麦の味わいは、世代を超えて楽しめるお酒に成長して参りました。また、城川は日本有数の栗の産地で、城川和栗は和菓子にも重宝されるなど大変質が良いことで知られています。城川や周辺の栗で造った焼酎は、ほのかな栗の香りと、すっきりとした口あたり、そしてふんわり優しい甘さが特徴。栗の豊かな味わいをいっそう引き出すために、焙煎やこうじ造りなど、さらなる挑戦も続けています。
今後もこの地の恵みを大切に扱いながら、焼酎を中心に、時にはその枠を超えて、美味しいお酒を届けていけるよう励んでまいります。媛囃子のお酒が、みなさまの日常に心豊かなひとときを添えることができたら幸いです。