横浜の名店、麺場浜虎さんとコラボしたHAZY SOUP IPA。拉麺を原料にしたIPA。濃厚なボディとトロンとしたテクスチャー
<生産者様資料より>
【ハマトラさん】
style: HAZY SOUP IPA / ABV:8%
豚骨を使ったビールを造る計画はずっとありましたが、まさか最初からラーメンを原料に使ったビールを造ることができるとは!
僕たちは無類のラーメン好きです。
家でも豚骨からスープをとったり、製麺してラーメンを作ったりしてきました。
なので、いつか豚骨を原料にしたビールも造ろうとしていましたが、その前に今回ご縁あってラーメン屋さんと一緒にビールを造ることができました。
去年も一緒にビールを造った福岡のビアギークが集まるお店BEERKICHIの祐太くんからラーメン屋さんがビールを造りたいと言ってますとお話をもらいました。
ラーメン大好きな僕たちは、ラーメンならうちでやるべきでしょう!笑と返事をして、どこのラーメン屋さんかを聞く前に色んなアイデアやラーメンに合うビールとは!!?とかたくさん話し合いを進めてしまいました!
後で教えてもらったのですが、一緒にビールを造りたいと言っているラーメン屋さんは横浜の名店、麺場 浜虎さんでした!
横浜のハマトラさんは連日大行列の超人気店で、国内は横浜に2店舗、福岡に1店舗を構えています。
今回ハマトラさんと一緒にビールを造ることになったのですが、造るビールはてっきりラーメンに合うようなゴールデンエールやラガービール!と思っていましたが、こんなビールはどうかと提案されたのはゴリゴリのヘイジーIPAでした!
うーん、なるほど!
一緒にやるのならただのHAZY IPAを造るより、ちょっとした遊び心とラーメン屋さんとでしかできないことがやりたいなと思ってこんな提案をしました。
ラーメンを出前してもらって、それを仕込みに使おう!ラーメンに合うビールじゃなくてラーメンのビールを造ろう!!
こんなむちゃなお願いに応えてくれたハマトラチームありがとうございます!!
仕込み当日はマッシュインの直前にハマトラチームがラーメンを作ってくれて、それを僕たちが受け取って、ラーメンをまるごとモルトと共にマッシュインしたビールを造りました。
仕込みの時のおもしろい話が色々あるんですが、これはBEERKICHに行ったら詳しく聞かせてくれると思うので、ラーメン仕込みのあれやこれやを聞きたい人は福岡まで行ってくださいね笑
というわけで、濱虎のラーメンを原料に使ったゴリゴリのHAZY IPAができました。
もちろん使ったラーメンの量からして、味わいにハマトラの濃厚鶏白湯の味を感じ取れるかと言ったらなかなか難しいところですが、ラーメンに含まれるぷりっぷりの麺は糖分に、むっちり食べ応えのある鶏チャーシューはアミノ酸に、味の要の脂も酵母の生育に重要な要素の一つの脂肪酸として使われ、酵母の健全な生育に一役買ってくれたと思います。
実際にこのビールの発酵はとても勢いよく元気な発酵でした!
まさかラーメンにこんな効果があったとは!?と驚きです。
できあがったビールは浜虎さんの濃厚スープを彷彿とさせる濃厚でジューシー、しっかりとした飲みごたえのIPAです。
濃厚なボディととろんとしたテクスチャーを感じるマウスフィール。
ひみつビールでは去年のGIFTを超える過去最大量のホップを使っています。
パイナップル、マンゴー、オレンジなど濃厚な南国フルーツやシトラスの香りにナッツのようなフレーバー。
クリーミーな口当たりと何層にも重なったホップフレーバーで大満足間違いなしな仕上がりです!
ラーメンを食べて、ビールを飲んでまたラーメンを食べる。
最高です!!
ラーメンを使った世界初の!?ビールです。
ラーメン好きの皆さま、ラーメンとと一緒にビールもすすってあげてください〜!!
<生産者様資料より> ブルワリーについて
「親しい人にだけ教えたくなる ひみつのビール」を同級生と!
【"ひみつビール"名前に込めた思い】
あなたの大切な人にだけ教えてほしい。
僕たちの造るビールの生産量は決して多くはありません。手間を惜しまずじっくり時間をかけて造るビールを大好きな仲間や応援してくれる皆さんに飲んでほしい。その次に皆さんの大切な人に。それからその人たちの大切な人に。
本当にいいものだから自分の大切な人にだけ「これひみつなんだけど教えてあげるね!」と良い噂が広まってくれればいいなと思って【ひみつビール】と名付けました。
ひみつビールと一緒にあなたの大切な人の輪が広がれば嬉しいです。
【僕たちの使命】
僕たちのブルワリーの使命はみんなの居場所を創ること。
居場所ってなんだろうと沢山考えました。
僕の考える居場所とは【心地良さ】だと思っています。
心地良さを感じる最も大切な要因の1つが好きなものを認めてくれる場所だったり、関係だったりだと思います。
僕は10年ほどマイナースポーツを趣味としていますが、同じものを好きな人たちとは初対面でもびっくりするくらい仲良くなれるという経験を本当に沢山してきました。
好きなものが同じ、共通の話題がある、こんな簡単なことですが、それこそが重要なことだとようやく気づけました。
だから、僕たちはひみつビールのことを少しでもいいな!と思ってくれる人を1人でも増やしたいと思っています。ひみつビールを共通の話題に全国各地に心地の良い居場所を沢山つくってほしいです。
ひみつビールがみんなの居場所になれたら僕たちはとても嬉しいです。
【原料のこと】
僕たちは使っていない畑を借りて原料の生産をしています。
ビール造りでは特徴ある原料を数%使うことで多彩な味わいを表現することができます。
ビール造りで使う原料の100%を自給することはできませんが、キャラクターを特徴づける原料を中心に徐々に栽培面積を増やしていこうと思っています。
また、顔見知りの農家さんから原料の仕入れもしたいと思っています。
祖父母もそうでしたが、農家さんは皆それぞれこだわりを持って、自分たちがどこの誰よりも愛情を込めて農作物を作っていると信じています。
僕たちはその中でも、祖父母のように毎日目の届く範囲で愛情を込めて農作物を作っている農家さんと一緒に成長していきたいと考えています。
目の届く範囲であれば日々の変化にもすぐに気づけるので、無農薬栽培や最小限の農薬の使用で安全安心な農作物を作れます。僕たちのビールも同じように日々の変化を感じ取ることでよりいいものを造ることができます。
何より、愛情たっぷりの原料を使用したビールはとびきり美味しいに決まっています。
これは僕たちがビール造りで使いたいと思っているライ麦やビーツです。
ライ麦もビーツも市場にあまり流通していないので、まずは自分たちで作ることから始めました。
【造るビールのこと】
僕たちが造るビールは自家栽培のハーブや穀物、果物を使ったファームハウスエールを主軸に、
野生酵母を使ったワイルドエールやサワーエールにもチャレンジしていきます。
もちろんホップをたっぷり使ったジューシーなIPAや、夏に飲みたい喉越し爽やかなラガーも造りますが、
1番の目標は"命の躍動を感じられるビール"を造ること。
グラスに注がれた1杯の中に生き生きとしたいろんな味わいを感じることができるビールを目指しています。
すぐには到達できないかもしれませんが、必ずやり遂げます!