ワインショップポドカープ 大阪市農人橋にあるナチュラルワイン、日本ワインを主に扱っているショップです
 

Manon Farm / Peaches 2022 マノンファーム/ピーチーズ オレンジ

sb ソーヴィニヨンブラン他 雲母片岩、鉄岩石英のSB、ピノグリ、サヴァニャン、シャルドネ。10日間ほど醸し。ピーチの様にジューシー、美しい夕陽の色合

<輸入元様資料より>
 
【マノンファームについて by モニーク&ティム
 
Land
現在、私たち家族が暮らし、働き、手入れをしている大地は、伝統的にペラマンク(アボリジニの一部族)の土地です。私たちは、彼らと大地の間にあるスピリチュアルな関係性を尊重しています。アデレード・ヒルズの本来の管理者は彼らペラマンクの人々であり、彼らの伝統的な信念や文化は私たちにとって重要です。
私たちは過去、現在、そして未来の長老たちに敬意を払います。
マノン・ファームは、アデレード・ヒルズのバスケット・レンジとレンズウッドの間にあるフォレスト・レンジの尾根筋(標高600メートル)に位置しています。眼下にセント・ビンセント湾を望むこのユニークな場所には海からの冷気がまっすぐ上空に流れ込むため、ブドウ樹にとって非常に恵まれた環境といえます。標高の高さのおかげもあり果実は非常に長い期間をかけゆっくりと成熟するので、私たちのオーガニックな農法にとって理想的な栽培条件です。
この尾根筋は約6億年前のカンブリア紀に形成されたため、非常に古い岩石が複雑に入り組んでいます。構成は主に雲母片岩で、鉄石英の大きな層があり、次に赤粘土の層、最後に古代のユーカリの森が時の流れによって分解された、薄く美しい表土があります。土壌に非常に豊富な石英と雲母(シリカ)のおかげで、非常にミネラル感のあるワインができます。土地は全部で25エーカーあり、そのうち15エーカーをブドウ栽培に充てています。ブドウ樹は1993年から順次植えられており、ピノ・ノワール、シャルドネ、サヴァニャン、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、ガルガーネガ、カベルネ・フラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンが植えられた多くの小区画で構成されています。そして2018年、新たにガメイ、トゥルソー、アレアーティコ、マルヴァジア、モンドゥーズを植樹し、さらにサヴァニャンを1/2エーカー植樹しました。
年によって様々なキュヴェを造っていますが、用いるブドウはすべて、自分たちの手で育てたブドウ樹から収穫したもののみです。そのため、年によっては生産量が非常に限られてしまうこともあります。
ブドウ樹は乾式農法で管理されており、土地はバイオダイナミック農法、つまり私たちの心と身体がいつも求めている、地球と宇宙のリズムに同調したホリスティックな農法によって管理されています。このアプローチは私たちにのみならず土地にとっても、信じられないほど豊かで満足のいく結果をもらたしてくれます。
私たちは自然をコントロールするのではなく、自然とともに働き、耳を傾け、ワイン造りのあらゆる段階に気を配りたいと願っています。ブドウ樹、果樹、野菜、原生林といった多種多様な生命の波動が共鳴し合う、真に多様性に満ちた農場を実現しようと努めています。

Wine & Cellar
セラーでは、伝統的な手作業を採用しています。ブドウは小区画ずつ手摘みで選果しながら収穫され、数メートルしか離れていないセラーに運ばれ、そこで発酵の旅が始まります。
醸造プロセスのどの時点でも添加物が加えられることはなく、発酵はゆっくりと、何にも邪魔されることなく進みます。
そして冬の間、時たまの試飲以外の邪魔が入ることもなくワインは静かにまとまってきます。ワインは無濾過、無清澄のままです。
ボトリングは非常に丁寧に、すべて重力によって行います。ワインは天然の無漂白コルクで密封され、その後キュヴェごとにセラーで充分に休ませます。
私たちのワインは生(なま)で生命力があり、私たちが世話をしているブドウ樹をありのままに表現しています。

経歴
2012年、2013年、アデレードでマーケットガーデナーとして果物、野菜を育てる。その年の収穫で、アントンのワイナリーを手伝う。
2014年:ニュージーランドのモニークの家族の農場に移り、『Manon』として初めてワインを造り、販売。
2016年:アデレードに移住。Manon Farm設立。
 
 
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宮武漱士さんのレポート】
 

※現在アデレードのレストランMUNIでソムリエをしながら、
MANONで収穫をしている宮武漱士さんからレポートをいただきました。
 
ティムとモニークに最初に会ったとき、彼らが農場とその州との間に持っている本物のつながりが印象的でした。特に 2 人が南オーストラリアの出身でないことを考えるとその感覚はさらに際立ちます。モニークはニュージーランドで初めてオーガニックおよびバイオダイナミックのワイナリーを設立したミルトン家の出身であり、ティムはシドニーの自然派ワインの名店「Love Tilly Devine」でシェフとして活躍した経験の持ち主です。(彼はJauma の James Erskine が初めて作ったワインのケースを購入した人物でもあります。)ティムは多くのオーストラリアの食卓に新しい食とワインの世界を紹介した立役者でもあります。
彼らのワインは、農場での生活と彼ら自身を真に表現しており、細部への注意、努力そして最終的には彼らの技術と気づきあげた生活への愛情と情熱によって生み出されています。ワイン造りはもちろん、多種多様な野菜を育て、美しいガーデニングを作り、子育てに大忙しな彼らですが、自然と共生して Forest Range でワイン造りを行なっています。

彼らは 2016 年から始まった比較的新しいワイナリーで2 人は話すときは非常に穏やかですが、その言葉には数え切れないほどの経験が詰まっており、庭で育つ作物や自分たちの土地で育った植物を使って作るチンキやセラーで発酵しているワインについて語るとき、その重みが伝わります。彼らは真のヴィニュロンですが、「農⺠」と自称し、ワインを自らの労働の結果として捉えています。
彼らのワイン造りは、オーストラリアがスタートではありませんでした。初めてのワイン造りはニュージーランドで行いました。2016 年からフォレストレンジに引っ越し、ワイン造りを行なっています。剪定を通じて葡萄畑を再整備し、現在の健康的な畑ができています。そのときにブドウの収穫量は三分の一まで減ったと言います。ティムとモニークは農業に非常に情熱を持っており、それがもたらす学びの経験を楽しんでいます。「ブドウの世界では、季節に合わせて働いていると何が起こるかわからない。」彼らは日々、疑問を持っており、新しいことに挑戦し楽しんでいます。
季節に応じてさまざまなキュヴェを作り、彼らが管理している土地で栽培したブドウからのみワインを生産しています。他の栽培者の葡萄で補うことはしないので、生産量が非常に少ない年もあります。完璧な瞬間が訪れたときワインはリリースされます。瓶詰めは満月の間には行わず、新月の時や天候が変わるときに瓶詰めを行います。

 

2025年の収穫は、例年よりも1週間半遅くなりました。葡萄収穫についてですが、彼らは早みはしません。収穫時の葡萄はすべて完熟していて収穫時、完熟していない葡萄酸のあるものは選果時に必ず弾くよう言われました。


 

2人は自然をコントロールするのではなく、自然の一部として生活し自然と共
存しています。自然と共に働き、耳を傾け、あらゆる段階で注意を払い、ブドウ、果樹
園、野菜、天然林を備えた、真に多様性のある農場を創っています

 

宮武漱士
価格 : 6,930円(税込)
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