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Klur / Il y a de l'Or… Dans L'Air 2020 クリュール/イリ ヤ ドロール ドン レール オレンジ

gw,etc ゲヴュルツトラミネール他 ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ。50%全房10日間醸し。花やライチ紅茶の複雑なアロマ、綺麗なエキス感広がる優しい余韻

<輸入元様資料より ワインについて>
2020 Il y a de l’Or… Dans L’Air Vin de France イリ・ヤ・ド・ロール…ドン・レー
葡萄 ;ゲヴェルツトラミネール、ミュスカ 平均樹齢:60年 畑・土壌:ヴィネック・シュロスベルグの丘、花崗岩   栽培:ビオディナミ 植密度:5,000本/ha 収穫:手摘み   醸造:熟成:ブドウを4時間かけて空気で圧搾。50%全房、天然酵母。10日間のマセラシオン。サンスフル。樽熟成。2021年8月に瓶詰め アルコール度数:13.7% 残糖 :1.1g/L 総酸度 :3.40g/L
金(Or)か、オレンジ(Orange)ワインか、はたまた2人の間を吹き荒れる論争の嵐(Orage)か。クリュール家でもしばしば…というのはジョークです!
味わい:フルボディで花やライチの複雑なアロマ、研磨されたようなタンニン。長い余韻。スライスしたオレンジを浮かべた紅茶、この手のワインに散見される浮ついた酸ではなく非常に端正で構成美のある酸の支え。口に含んだ瞬間に感じられるスケールの大きさ。果皮浸漬のワインは抽出のバランスによって窮屈に感じるものも多いが、タイトさ、締め付けるようなタンニンがなく、綺麗に内包したエキス感。果皮浸漬のバランスの取り方はキャリアの成せる業だろうかと感心する。ひなびた要素もなくエキスの力強さを残したまま冷涼産地らしい抜けの良いたなびくような余韻。

 <輸入元様資料より 生産者について>
17世紀からアルザス地方コルマール市近郊Katzenthal(カッツェンタール)村でワイン造りの歴史を持つクリュール家。1999年、ビオロジックとビオディナミを基軸としたVignoble Klur(ヴィニョーブル・クリュール)を継承しました。彼らは当主の名前による「Clément Klur(クレマン・クリュール)」で名を馳せました。2017年、クリュール家は家族の喜びを目的として「反成長」を選択します。それは管理するブドウ畑を小さくし、自分たちが造るワインの生産量も減らすという決断でした。

Clément Klurというブランドと2014年から2016年のワインのほとんどをDomaine Léon Heitzmann(レオン・ハイツマン)に売却。ブドウ畑の大部分も、同じくハイツマンに貸し出されました。Clément氏は40年間のワイン造りを引退し、娘のElisa(エリザ)と共に少量の自然なワインを造る道を選んだのです。

クリュール家は、特級畑となる花崗岩のWineck Schlossberg(ヴィネック・シュロスベルグ)と粘土石灰質のHinterburg(ヒンテルブルグ)の二つの区画、わずか1.7ヘクタールの畑から新しいワイン造りをスタートさせました。どちらも1999年以来オーガニック及びビオディナミの認定を受ける畑です。2017年は5種類のワインを合計約6000本のみ生産されました。

2018年、アートとジュエリーを学んでいた娘のエリザ・クリュールは、ワイン造りへの興味も強くなりました。そして、2019年からドメーヌに参画したのです。エリザは自身のブランド 「Tack&Glou」 を設立して、アート、ジュエリー、そしてワインを生産しています。

私たちの哲学とワイン造り
私たちのブドウ畑はすべて斜面にあります。私たちはそのブドウ畑を優しく管理しています。耕作には馬と小さなトラクター(Niko)を使います。20年間のビオディナミ農法により生きた土壌がもたらされます。ブドウの収穫・選定には特別な注意を払います。そして最小限の介入で醸造を行います。40年以上にわたるワイン造りの経験が私たちを助けてくれます。ほとんどのワインは、全房を使って長い時間をかけてプレスします。ゆっくりプレスする事で良質な果汁を獲得できます。そして果汁はできる限り重力を利用して移動させます。ポンプの使用は最小限。発酵は土着酵母を利用します。白ワインはステンレスタンクでの長時間発酵と熟成。赤ワインとオレンジワインは古樽での熟成です。
価格 : 5,750円(税込)
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